祭神は天照大神。710年行基が草創し、豪族の染屋時忠が建立した、鎌倉で一番古い神社といわれており、長谷の鎮守です。このことから、前に海、後ろは山という長谷あたりが、鎌倉では早くから開けた…
江ノ電長谷駅から高徳院方面へ行く通りにあり、「四条金吾邸址」の石碑が目をひきます。石碑は日蓮宗の信者であり、日露戦争の時連合艦隊を率いた、東郷平八郎の筆によるものです。緑青に被われた銅葺屋根の…
「露座の大仏」として名高い高徳院の本尊、国宝銅造阿弥陀如来坐像。像高11.3m、重量約121t測るこの仏像は、規模こそ奈良東大寺の大仏に及ばぬものの、ほぼ造立当初の像容を保ち、我が国の仏教芸術史上…
本尊は高さ9.18メートルの十一面観音で、木造では日本最大級の観音様といわれています。伝承では、本尊の流着した736年を当山の開創とし、同像は奈良の長谷寺の尊像と同じ、一本のクスノキの霊木より…
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ユネスコの世界無形文化遺産に認定された「能狂言」の定期公演「能を知る会」を開催するほか、公演日以外は「能楽博物館」として舞台・能面・能装束等を展示公開している。邦楽、展示会、講演等の…
鎌倉文学館は、元は旧前田侯爵家の別邸で、昭和11年に建った西洋館です。高台に建つ文学館からは、鎌倉の海が望め、広大な庭の一角にあるバラ園では、春と秋に200株を超えるバラが目を楽しませて…
極楽寺坂切通しの旧道沿いにあり、石段を上っていくと山門です。山門から入ると、弘法大師の名で知られる、空海の大きな像が立っています。奥には法隆寺の夢殿を思わせる、小さな八角堂があり、聖徳太子を…
十三世紀半ば僧正栄が深沢里に阿弥陀如来像を本尊として一寺の建立を思い立ちました。
しかし完成を見ず、1258年、正栄は没し、寺は荒れるままに放置されていました。それを知った北条重時が再興を図り…
祭神は鎌倉権五郎景政。平安時代の創建。景政公は鎌倉・湘南地域を開拓した領主で、桓武天皇の末裔で鎌倉武士団を率いた、平氏一門のつわもの。土地の人には「権五郎さま」と呼ばれており、ここ御霊神社も…
樹齢約200年といわれる海棠(市天然記念物)の古木で知られる鎌倉有数の花寺です。現在の本堂は1650年に建てられました。正面には、日蓮聖人が書かれた「立正安国論御勘由来」の大きな石碑がたっています…