収玄寺
宗派:日蓮宗 開山:妙詣尼 開基:圓守院日勇上人
江ノ電長谷駅から高徳院方面へ行く通りにあり、「四条金吾邸址」の石碑が目をひきます。石碑は日蓮宗の信者であり、日露戦争の時連合艦隊を率いた、東郷平八郎の筆によるものです。緑青に被われた銅葺屋根の美しい本堂には、日蓮と四条金吾夫妻の像がまつられています。四条金吾は、日蓮宗立宗当初からの門徒であり、中心的な存在でもありました。鎌倉武士でもあった四条金吾は、日蓮捕縛の報を受け、自らも切腹覚悟で龍の口の刑場に向ったといわれており、信心の篤い人物でありました。江戸時代になってこの四条金吾の屋敷跡に、妙詣尼が収玄庵という寺として開き、1923年に光則寺の日慈が今の本堂を再建し、戦後収玄寺として独立しました。手入れの行き届いた境内は、季節の花木、野草が咲き、参拝客の目を楽しませています。
住所 | 鎌倉市長谷2-15-12 |
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アクセス | 江ノ電長谷駅より徒歩1分 |
連絡先 | 0467-25-3238 |
営業時間 | 〜日没 |
料金 | 無料 |