デザインと鎌倉の色
2012年1月26日
5月18日長谷寺で、国際観光デザインフォーラム2012
「第1回デザインがつなぐ植物と生活」というイベントを行いました。
今年、初の試みとして世界的に行われた国際植物の日
<Fascination of Plants Day.May 18th 2012>
に合わせた関連イベントとして、
ここ鎌倉・長谷で、植物と生活そして観光をつなぐデザインの力を、
講演と対談を通じて広く考えてみました。
(この「鎌倉はせのわ」のイベント情報欄でも案内させていただきました)
その中で、湘南工科大学工学部観光デザイン研究 教授藤原大さんより
「植物の色、そして鎌倉の色」というテーマの講演をいただきました。
ここで鎌倉の色について考えてみます。
そもそも、このイベントは植物にフォーカスしていたので
植物の色が話の中心でした。
様々な緑や色とりどりの花の色、樹木や苔等、
一口に植物といっても本当に沢山の色が、
ここ鎌倉だけでも存在するのが容易に想像できます。
普段何気なく見ている景色ですが、植物に限らぬ
鎌倉の色に注目して歩いてみると・・・
由比ガ浜の海の色、坂ノ下の砂の色、長谷の路地の時を経た石塀の色、
文学館の表札の色、古い建物の木部や金具の色、土壁や漆喰の色、
そして6月の紫陽花と鎌倉の空の色。
全て鎌倉固有の色です。
こんな色を集めたら鎌倉の色見本が出来ますね。
この地にある色をうまく活用することができたら・・・
きっと今以上に調和のとれた、もっと素敵なまちになることと思います。
デザインにはその力があるのではないでしょうか。
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