長谷の鎮守の例大祭
2014年10月06日
鎌倉には鶴ヶ岡八幡宮を代表に数多くの神社があり、それぞれに鎮守として地域の安全と振興を見守ってくれています。
ここ長谷では、鎌倉で最古の神社、西暦710年に行基(奈良東大寺の大仏を造立した高僧)の創建と言われる「甘縄神明宮」がそれです。
この例大祭が毎年9月に行われ、今年は14日の日曜日にあたりました。
長谷は、甘縄神明宮の本神輿の他、上町、新宿、東町、仲町、大谷戸の5地区に分かれ、それぞれの子供神輿が出ます。
上町には他に勇壮な若武者を4面に描いた「万燈神輿」があり、大祭前日の宵宮に各地区を巡り、甘縄神明宮の参道前で東町の「女神輿」と合流、しばし神輿を練りあった後、宮入りします。
今年は大祭が三連休の中日で、晴天に恵まれ、また鶴ヶ岡八幡宮の例大祭とも重なったこともあって、大勢の人出があり、いつにも増した賑わいだったように感じました。
初秋の三連休、長谷の観音大通り・大仏通りを神輿が練り歩き、交通規制がかかったものですから、市内の道路は人と車が溢れ、大渋滞でした。
あんな車の渋滞はちょっと記憶にないほどの混雑ぶり。市民はもとより、観光にいらした皆様は大変だったことと拝察します。
神様への大切な行事ですので、免じてご容赦いただければと思います。
昨年の厳しい残暑に比して、季節は穏やかに秋へ向かっているようです。
またこうして一年の節目のお祭りを無事終えることができたことを神様に感謝し、やがて色づく紅葉の鎌倉を楽しみに、日々を励みたいと思います。
鎌倉いとこ