ドラマの舞台
2014年5月14日
最近の私の楽しみのひとつは、
木曜日の夜10時放映のテレビドラマ『続・最後から二番目の恋』を観ること。
内容の面白さもさることながら、
鎌倉が舞台の本作。登場するお店や景色が気になります。
たとえば、主人公の家は『御霊神社』のすぐそばという設定ですね。
主人公の家の入口外観。
立ち入りは禁止ですが、御霊神社の参道から見ることができます。
平安時代後期に創立されたこの『御霊神社』は、
鎌倉・湘南地帯を開拓した領主、鎌倉権五郎景政公をお祀りしています。
景政公は桓武天皇の末裔、平氏の一門で、時代的には源頼朝の開府より遡ること
90年ほど前の、鎌倉権之守でありました。
そもそもこの神社は「五霊神社」と称し、当時関東を割拠していた
大庭・梶原・長尾・村岡、そして鎌倉の関東平氏五家の先祖を祀ったのが
その名の由来でした。
しかし、次第に祭神は五家の祖霊から武勇の誉高い景政公一柱となり、
「五霊神社」は「御霊神社」に変わっていったのだと言われています。
(以上は「御霊神社 由緒」を参照)
鎮座900年以上の「御霊神社」
拝殿には“ことば”のパネルが立て掛けてあります。
宮司さんの直筆で、毎月1日に内容が変わります。
祝詞の中の言葉などを抜粋して書かれているそうです。
私はこの月に一度の言葉を読ませていただくのが楽しみで、
心に響く言葉があると、書き留めております。
くよくよするときなどに、読み返しては元気を取り戻しています。
御霊神社を訪れる機会がありましたら、ぜひご覧になってみてください。
清雅堂 南