クリスマスローズ
2013年12月23日
先日、花市場で鉢物生産者が来られてのクリスマスローズ展示即売のイベントへ行ってきました。
一般的にクリスマスローズと呼ばれているものは、実はヘレボルス(英名)のキンポウゲ科に属するお花なのです。
「クリスマスローズ」という呼称は、「ヘレボルス・ニゲル」という白い花の品種だけを指した呼称であり、その由来は、クリスマスの頃に開花するためだとも言われています。
鉢植えとして育てるポイントは、開花期が12月~4月頃なので、この時期は日当たりの良い東側から南側で管理します。
一方、夏の暑さにはやや弱いので、花が終わった夏場は涼しい北側に移動してやるか、
やや半日陰となる落葉樹などの木陰に避難させるのが望ましいです。
最近は、原種である「ニゲル」と雄雌交配(掛け合わせた)させた、ハイブリッド交配種が人気で、
花茎や葉っぱが珍しくて面白いものも多いようです。
株を丈夫にしてから流通させるので、見栄えがするのも特徴です。
ヴェルデ 河田